定期的にセールで格安になってるインディーゲーム、ものすごくお手頃だけど果たして面白いんだろうか…。
気になっていたけどまた今度…と買い損ねていた「エージェントA-偽装のパズル」をレビュー!
概要
- 価格: 1,500円(税込)※Switch版
- メーカー(開発元): Yak & Co
- ジャンル: パズルアドベンチャー
- 対応言語: 日本語を含む複数の言語
- 必要な容量: 1.0 GB
- 対応ハード: iOS,Android,PC,XBOne, Switch,PS4
- プレイ人数: 1人
- 判定:良作!セール時に買えば抜群の良コスパ!
「エージェントA – 偽装のパズル」は、インディー開発者のYak & Coによって開発されたポイント&クリックのパズルアドベンチャーゲーム。プレイヤーはエージェントAとなり、敵スパイであるルビー・ラ・ルージュを追い詰めるため、彼女の隠れ家に潜入し、数々のパズルを解いていく。
特徴
「エージェントA – 偽装のパズル」のゲームプレイはシンプルながらも、非常に満足感がある。プレイヤーは画面上のアイテムをクリックして収集し、それらを利用してパズルを解決していく。パズルは巧妙に設計されており、論理的思考を必要とするものが多い。ヒントは多くないため適度な挑戦を提供するが、ゲーム全体の難易度はバランスが取れていて、手詰まり感を感じることは少ないはず。
良かったところ
グラフィック・デザイン
「エージェントA – 偽装のパズル」は、そのスタイリッシュでミニマルなアートスタイルが特徴的。レトロで洗練されたデザインは、スパイ映画の雰囲気を完璧に再現しており、各シーンが細部まで美しく描かれている。カラフルでありながら、過度に派手ではない色使いが、ゲームのミステリアスな雰囲気を引き立てている。「いつの時代だよ!」とツッコミたくなるデザインとも言えるがこのコテコテのレトロスパイなデザインが映画の世界に入ったようなワクワク感を出している。
ストーリーとキャラクター
「エージェントA – 偽装のパズル」のストーリーはシンプルでありながらも魅力的。スパイとスパイの対決という定番のプロットをうまく活かしており、プレイヤーはルビー・ラ・ルージュという謎めいたキャラクターに引き込まれる。ゲームを進めるにつれて、彼女の隠れ家の秘密や目的・動機が徐々に明らかになり、物語に興味を持たせてくれる。登場キャラクターは少ないがその分、ストーリーはとても分かりやすくなっている。また、日本語音声はないがキャラクターのボイスはイメージにとても合っている。
セール時のコストパフォーマンス
「エージェントA – 偽装のパズル」は定価で考えると相応のボリューム、クオリティになのかもしれない。しかし、このソフトは定期的にセール対象になる。しかも、とんでもなく安い。
100円でこのクオリティのソフトを遊べると考えると恐ろしいコストパフォーマンスだ。
グラフィックはもちろん100円とは思えないレベルだし、キャラクターは少ないがボイスもついている。
人によっては…?
全体的に説明が少ない
インディーゲームあるあるのような気もするのでエージェントAに限ったことではないかもしれないが全体的に説明が少ない。謎解きに関係ない部分で詰まってしまうプレイヤーもいるかもしれない。
たとえば、拾ったアイテムだがこれはそのチャプター内で使用するとは限らず次のチャプターまで使用しないこともある。そのため、そこを分かっていない場合には無駄に悩まされる場合も。謎解きの難易度は易しめになっていると思うがヒントが少ない場面もあり人によっては分かりにくいかも?
総評
「エージェントA – 偽装のパズル」は、スタイリッシュなビジュアルと巧妙なパズル、そして魅力的なストーリーが見事に組み合わさった、非常に楽しいゲーム。短時間でサクッと遊べるゲームを探している人や、パズル好きの人におすすめ!
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